2017年11月20日

留学生と日本の大学生が里山の暮らしと森を守る活動を体験するツアーを行いました。

 2017年11月18-19日に、山梨県小菅村で、留学生と日本の大学生が、人の暮らしを支える里山の森について学び、里山ならではの食文化やモノ作りを村の方から教えていただいて体験するツアーを行いました。森林ファンドに助成いただき、今回で3回目です。
 1日目は、集落を歩いた後、里山や森林、小菅村についての講座を行いました。2日目は、快晴に恵まれ、森林管理の体験として除伐を行いました。森を守る作業の大変さを実感することができました。お昼ごはんは、ほうとうを一緒に作り、村の方が愛情をこめて育てた無農薬の野菜と手前味噌の汁をおいしくいただきました。間伐材を使った箸作り体験では、最初こそカンナの扱いに戸惑っていましたが、全員が、思い思いに箸を作ることができました。
 ”森の落ち葉を堆肥にし、虫を手でとりながら、手間ひまかけて育てている野菜だから、本当においしかった。これからは、感謝の気持ちを持って野菜を味わいたい”、“建築の授業で、人件費が高いから日本の木材は高い”と一言で教えられたが、実際に除伐を体験して、森を守る作業がいかに大変なことかよくわかった”、”日頃何気なくコンビニで中国製の割り箸をもらっていたが、これからは、マイ箸を持ち歩くようにしたい”、”都市部では失われつつある地域とのふれあいが素敵”、”小菅は人が少ないけれど、それぞれ自分の役割を持っている。積極的に地域活性化に取り組んでいることに感動した”など、様々な感想が聞かれました。

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posted by Peace Field Japan (PFJ) at 00:00| Comment(0) | 日記
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