新型コロナウイルス感染症が拡大している状況を受け、3月7日に予定していたPFJカフェは、延期させていただきます。次回の日程が決まりましたら、またお知らせさせていただきます。ご理解のよろしくお願いいたします。
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「女子大生が難民問題の“当事者”に!?
一人の女子大生が始めた難民支援、そして、クルド人の男性との結婚を経て“当事者”として感じた日本の難民認定に関する問題と真の多文化共生とは。」
今でこそ、日本のメディアでも難民問題が取り上げられるようになり、私たちがこの問題の存在を知ることはあります。ですが、実際の日本の難民認定の実情が語られる機会は皆無に近いですし、ましてや、20年前にはあり得なかったことです。
今回の講師のユルドゥルム寛子氏は、20年前、一大学生として難民支援の活動を始め、難民の方々のパートナーネットワーク「ASPnetwork」を立ち上げ、正に難民支援の最前線で闘ってきました。
難民認定申請者数が増加する一方、難民認定率は1%にも満たず、世界と比べて難民を受け入れるのが非常に難しい日本。この現状に学生として立ち向かった彼女はある時、一人のクルド難民の男性と出会いました。そして、その男性と結婚することとなり、今では3人のお子さんの母親となりました。難民の“支援者”だった彼女が、今度は“当事者”として難民問題に向き合い、そして多文化社会の実現に向けて奔走することとなったのです。
今回、ユルドゥルム寛子氏から、学生時代に活動を通して直面した、難民認定申請の過程における試練、ジレンマ、そして、クルド人の方との結婚を機に考えるこれからの日本の多文化社会の在り方の展望について語っていただきます。
ざっくばらんに語って頂きますので、お友達をお誘いの上、ぜひご参加下さい!
<概要>
【日時】2020年3月7日(日)14:00-16:00(開場:13:30)
【場所】ちよだボランティアセンター
〒102-0074 千代田区九段南1-6-10 かがやきプラザ4階
(東京メトロ九段下駅4番出口が一番近い出口となります。)
【講師】ユルドゥルム寛子氏
神奈川県横浜市出身。2006年フェリス女学院大学国際交流学部卒業。在学時に早稲田大学や筑波大学、法政大学等の学生仲間と一緒に学生団体ASPnetwork(アスプネットワーク)を立ち上げ、在日難民についての啓蒙活動や入管の収容所への面会活動、在日難民との交流の場としてのイベント企画・運営を行う。
2009年トルコ国籍のクルド難民の男性と結婚。婚姻届提出目前で夫が収容された。2011年、無事夫に在留特別許可が下り、現在は3人の子育てをしつつ、自営業を営む夫を支える生活を送る。
【参加費】社会人 1000円 学生500円
【お申し込み】お名前、メールアドレス、携帯電話番号を明記の上、メールでお申し込み下さい。
メールアドレス:info(a)peace-field.org
*(a)を@にしてから送信ください。
定員になり次第、締め切らせていただきます。
2020年02月05日
【お知らせ】PFJカフェ 3月7日 開催「女子大生が難民問題の“当事者”に!?」<延期させていただきます>
posted by Peace Field Japan (PFJ) at 16:21| Comment(0)
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